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「聖書を読もう」

「いかなる世俗の歴史におけるよりも、聖書の中には確実な真理が存する」
ニュートン

 さて、聖書という書物が、世界最大のベスト・セラーであることは疑う余地はありません。
 なぜでしょうか。
 冒頭のニュートンのことばのように、そこには、「確かな真理がある」からです。
 まず第一に、聖書にはこの世界の始めのことが書かれています。
 聖書の最初の書物を「創世記」と呼びます。「世の創めの記」というわけですが、その冒頭に次のように書かれています。


 この記述は、実に驚くべきものです。
 今から3500年余も昔に、明確に、この天と地の始めについて述べているわけです。
 しかも、現代の科学的な説明の状況とほとんど同様のことが記されているのです。
 はじめに「形のないやみ」、後に、「光とやみ」、「大空と水」、「陸地と植物」、「天体」、「鳥と魚」、「動物と人間」というように、創造されて行ったと言われています。
 神は創造のわざの冠として、人間を男と女に造られたと記されています。
 「科学」の「カ」の字もまだなかった大昔の記事に、ここまで明記されていること自体が驚きではないでしょうか。


 第二に、聖書は、この世の終りについて書いています。
 「終末論」ということばをお聞きになられたことがありますでしょうか。
 近年とみにこの種の本が多くなっています。
 「ノストラダムスの大予言」とか、「何々予言」という書物は、店頭にあふれていると言っても過言でないようです。
 科学者や多くの人たちは、核戦争が世界を滅ぼしてしまい、21世紀が有るかどうかも疑わしいとさえ言っております。
 実は、この世の終りについての書物の拠りどころは、多くは、聖書の預言書と黙示録という書物です。聖書をタネにしながら、多くの自己流の解釈で、人々の好奇心を駆りたてているようです。


 新約聖書の「ヨハネの黙示録」では、この世の終りのときには、もう一度イエス・キリストが来られる(再臨される)と言明しています。
 そして、すべての悪や悪者がさばかれ、その後に完全な神の御国が成就すると記しています。
 そこには「全きいのち」の新天新地を見ることができます。
 この点で、聖書の終末論は、いろいろな予言の暗黒、恐怖、不明・・・と異なります。
 聖書には「永遠のいのち」のみ国の光と希望があるのです。

 

 ぜひ、あなたも聖書をお読みになってください。

 「初めに、神が天と地を創造した。地は形がなく、何もなかった。

  やみが大いなる水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。」

JAPAN LUTHERAN BRETHREN CHURCH

日本ルーテル同胞教団

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